BL感想✿

【あらすじ】
「たっぷりと仕込んで俺好みの淫婦に変えてやろう」一族から虐げられながらも心優しいナザールは、大切なもののために邪神・ロキに身体を差し出す。熱く激しい挿入と、媚薬のような愛撫に啼かされる毎日。絶え間ない陵辱に濡らされ絶望するナザールだが、やがてロキから身も心も美しい美神と称えられ溺愛されてゆく。ナザールもロキの強い求めに惹かれ始めると、邪神のために変えられた身体は一層甘く熟れ、その胸からはロキのために乳が溢れ出て――！

出版社：ビーボーイ編集部
掲載誌・レーベル：ビーボーイスラッシュノベルズ
電子版発売日：2017年03月02日
紙の本の発売：2016年04月19日
※1作目邪神の婚礼

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『お前を花嫁にする。早く汚してやりたい』
邪神と同じ、青い瞳。
邪視と呼ばれ忌み嫌われるその瞳を持って生まれたせいで、家族にすら疎まれ虐げられ生きてきたナザールが見初められた相手は邪神・ロキ。
『俺の花嫁はおまえだけだ』
生まれ育った世界の違いでの気持ちのすれ違いはあったけど、ロキの執着愛とまだ幼く無邪気な眷属・ハクとジダンにたくさん救われた1作目、邪神の婚礼。

『......わたしだけ、見てください』
『愛しています、ロキさま......』
ロキの“花嫁”としての、眷属たちとの生活。
求められ、必要とされる喜びを知り少しでも皆の役に立ちたいと励み、民の前でも少しずつ真っ直ぐ前を向けるよう勇気を出す献身さと初めての友達にはしゃぐ愛らしさ。そしてロキだけを愛し、ロキだけを求めるナザールの健気な想いが詰まった2作目、神の愛し花嫁～邪神の婚礼～。

『おまえほど美しい人間はいない。外見も心も』
『おまえこそが俺の神だ。俺はおまえにしか跪かない』
ナザールの願いが叶い、ロキとの間に生まれたふたりの子供。
能力の高い兄、なつっこく愛らしい妹が起こす騒動と優しい奇跡。ナザールの母としての愛とロキの父親としての威厳、全てを受け止める寛容さに最後までハラハラと涙が止まらなかった3作目、邪神の血族～邪神の婚礼～。


やっと読むことができました～！
3作一気に読みたかったから、中々時間が取れなくて。
とにかく1作目はナザールが不憫で仕方がなくって胸が苦しかった。けど、どんどん甘くなるロキのナザールへの惜しみない愛情と人間味のある眷属たちの思慕に本当に救われました。
どんなに虐げられても人を恨むことがなかったナザールの心が愛されることで強くなり、慈愛に満ちていく様はもう何て言葉にしていいのかわかりません、、

自慰すらも知らなかった、清楚で無垢なナザールの淫靡さがロキによって引き出される♡
授乳だけでなく獣姦まで、とにかくエロスが詰まっています。
授乳BLは何作か漫画で読んだことがあるけど、こんなに愛とエロスが溢れている作品は初めてかも。
Ciel先生のイラストも美しかった、、ただ半分以上が背後注意なので読まれる際はお気を付けください♡

ふたりの子であるネクタルとアムブロシアはどうなっていくんだろう。
BLとは離れちゃうけど、ロキとナザールを見守りつつこのふたりも見守っていけたらいいな。

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